歓迎会で挨拶をするように言われたらどうすればいいでしょう。
歓迎会という大勢の中での挨拶は苦手という新人は多いと聞きます。新人にうまい挨拶が期待されているわけではありません。大切なのは社会人としての基本をしっかり身に付けていると思わせること。
新人は新人らしく、明るくハキハキと自己紹介ができれば歓迎会の挨拶としては十分です。
歓迎会で長い挨拶は必要ありません。
例としては、○○○部に配属されました△△△△と申します。
名前の由来は・・・。趣味は・・・。
性格は・・・。
どうぞよろしくお願いいたします。
こんな感じで十分です。
自己紹介に盛り込むことはあらかじめいくつか用意しておいて、歓迎会で挨拶をする新人が多いときは削って時間調整しましょう。
歓迎会での挨拶、上司がチェックするこのポイント!
(写真:歓迎会上司)
歓迎会の席に職場の上司がいたら、新しく入ってきた人がどんな人か気にしているはずです。上司がまず気にするのは、仕事の能力よりも周りとうまくやってくれるかどうかでしょう。
張り切って自分を良く見せるスピーチよりも、上司に安心感を与える挨拶のほうが好感を持たれます。
明るい表情とていねいな言葉使いを心がけましょう。明るい表情は口角を上げるだけで作れます。口角が上がらないのは頬の筋肉が固いからです。
普段から揉みほぐしておくと職場での印象もよくなります。歓迎会で上司から話かけてもらえたなら挨拶は成功です。
歓迎会で挨拶、司会をすることになったらチャンスの理由
(写真:歓迎会女性)
歓迎会で挨拶する新人が何人かいて、あなたが一番年上だとしたら挨拶の司会を任されるかもしれません。リーダーシップをアピールするチャンスです。ポイントを押さえて進めるだけですから難しく考えることはありません。。
司会の手順は次のような感じで進めるといいでしょう。
- 歓迎会を開いていただいたことに対して感謝の気持ちを伝える。
- まず自分のことを簡単に自己紹介する。
- お願いしますと隣の人から順に挨拶を促す。
- 私たちみんなで精一杯頑張りますからよろしくお願いしますと最後に締めくくる。
簡単ですよね。次の人に挨拶を促すときにその人の顔を見て、見守っているというイメージで進めると印象が良くなります。
主役は司会ではなく、他の新人たちという意識で進めることがポイントです。
【スポンサーリンク】
今後の契約にも響くかも!?気の利く歓迎会での挨拶、派遣社員の場合
派遣社員の場合、歓迎会に呼ばれる気持ちは複雑ですよね。仕事の指示は派遣先から受けるのに、派遣先の社員ではないという関係ですからね。
今後の契約に響かないように、気の利いた挨拶も考えないといけないし、めんどうだから歓迎会なんか出たくないというのが本音でしょう。よほど失礼な態度をとらない限り、歓迎会の挨拶が派遣の契約に響くことはありません。
歓迎会は、これからの業務をやりやすくするために自分のことを知ってもらう場です。気の利いた挨拶は必要ありません。簡単な自己紹介で十分です。ただ今までどんな仕事をしてきたかは答えられるようにしておいたほうが、聞かれたときに慌てずに済みます。
まとめ
歓迎会の挨拶は新人に限らず苦手という人が多いようです。歓迎会だからと難しく考える必要はありません。
明るくハキハキとていねいに自己紹介をすれば大丈夫です。社会人としての基本を身につけている人が来てくれたとわかれば、歓迎会の席にいる上司も安心します。
何人かの新人がいて挨拶の司会を任されたときはリーダーシップを示すチャンスです。挨拶をする他の新人たちを見守っているというイメージで進めると印象がいいでしょう。
派遣社員だとしても、次の契約のことを意識し過ぎて、気の利いた挨拶をする必要はありません。基本に忠実に、自分のことを知ってもらえるようにするほうがいいと思います。