みなさん5月の節句に食べる柏餅は知っていますか?食べたことのある人はたくさんいると思いますが実際、どんな由来があるのか知らないで食べている人はいませんか?今回は柏餅の由来についてお話ししていきます。
また、柏餅についている葉っぱについても少しお話ししていきたいと思います。
目次
柏餅の由来を知ろう!端午の節句に食べられるようになったのはなぜ?
お餅であんこを包んで柏とよばれる葉っぱで包んだ柏餅をみなさんは食べたことあるでしょうか?柏餅は5月の節句などでよく食べられる日本特有のお菓子です。
では、そんな柏餅にはどんな由来があるのでしょうか?
柏餅が生まれ5月の節句のお菓子として定着したのは、江戸時代と言われています。最初にも説明したように柏餅は柏とよばれる葉っぱで包んで食べるお菓子です。しかし、なぜこの柏とよばれる葉っぱに包んで食べるのでしょうか?
理由としてあげられるのは柏の木の葉っぱは新しい芽が出てきてから古い葉っぱが落ちます。そのことから新しい芽を子供、古い葉っぱをお母さんやお父さんに例え「子供が生まれるまで親は死なない」という風に考えられてきました。
つまりそこから「家系が絶えない」や「子孫繁栄」と言われているのです。では、この柏餅の葉っぱですが実際に食べることはできるのでしょうか?
柏餅の葉は食べるもの!?葉に隠された秘密と大切な役割があった!?
よく桜もちの葉っぱは桜もちの葉っぱと包んで食べると塩味が混じり美味しいと言われています。果たして柏餅も同じなのでしょうか?
答えから言わせていただきますと「食べれません」。食べれない理由としては、スーパーなどのお店で売られている柏餅の葉っぱは食べる用として処理していないからです。
私も実際に柏餅の葉っぱをかじったことはありますがとても苦かったのを覚えています。
つまり、柏餅の葉っぱと柏餅を一緒に食べてしまうと葉っぱが苦すぎて餡の甘さが台無しになってしまします。
しかし、1度は誰しも食べてみたいものだと思います。葉っぱ自体は食べるように処理していないだけで食べてはいけないものではありません。
もし、柏餅の葉っぱまで余すことなく全部食べたいという方には次の方法をおすすめします。1つ目は、水で洗うかお湯につける方法です。
お湯につける場合は10〜15分がおすすめです。葉っぱのパリパリしている感じが少し和らぎますよ。
2つ目は、蒸す方法です。電子レンジで蒸す場合は蒸しすぎると柏餅がカピカピになるため周りを少し水で濡らしてからチンするように気をつけてください。30秒間チンすることによりお餅はふっくらして葉っぱはしんなりするため美味しくいただけます。
しかし、大体の人は柏餅の葉っぱなんかいらないわと思い剥がしますよね?その時に葉っぱが柏餅にひっついてイライラすることありませんか?次は、そんなイライラを解消する方法を紹介します。
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筆者も挑戦!!柏餅の葉っぱが取れないときに試したい2つの方法!
では早速、柏餅の葉っぱがくっついて取れないときの方法を紹介していきます。
1つ目は、濡らした指で少しずつ剥がしていく方法です。
柏餅と葉っぱの間に濡らした指を滑れせていき少しずつ少しずつ剥がしていきます。少し葉っぱが破れる可能性もありますがそこも綺麗に剥がしましょう。
2つ目は、柏餅を水にくぐらせ電子レンジでチンする方法です。この方法の効果は綺麗にはがせた人もいれば逆にくっついてしまったなどの失敗談も聞かれるためデメリットを理解した上でチャレンジしてみましょう。
まとめ
以上で柏餅の由来や柏餅の葉っぱについてお話ししてきましたが参考になったでしょうか?柏餅の葉っぱは一見すると、いらないものと思われがちですがその葉っぱの意味を知ると必要なのがわかったと思います。
嫌われがちな柏餅の葉っぱですがいくつかあげた例を参考にしていただき美味しく食べていただけたらと思います。