子供の肌で、大人の肌と違ってスベスベで、柔らかくてきれいですよね。
特に乳幼児時期の子供の肌は本当に羨ましい限りです。
ですが、そんな綺麗な肌だからこそ、大人の肌と違って、いろいろな肌トラブルが起こりやすいものです。
今回は、そんな乳幼児時期のお子さんの肌トラブル代表ともいえる湿疹と、それに伴うかゆみについての対処方法をご紹介したいと思います。
また、湿疹には、かゆみあり、なしや湿ったジクジクしたもの、乾燥した白くフケのようになるものなど、色々な症状があり、その症状に応じて対処方法がありますので、ぜひ小さなお子さんをお持ちのお母さんには、ぜひ読んで頂きたいと思います。
目次
湿疹の原因解明!!かゆみはなし・上半身に集中している時に考えられること
湿疹は、その症状がでる場所によって、原因が様々です。
特に上半身には、顔やお腹、背中で、湿疹の種類がそれざれ違うことがありますので、どこに症状が出ているかをよく見てくださいね。
まず顔にできやすい湿疹としては
- 遺伝や生活習慣などアトピー素因によるアトピー性皮膚炎
- 皮脂がつまることなどで起こる脂漏性皮膚炎
- 皮膚が乾燥したら細菌やウィルスが付着しそこからかゆみが生じる皮脂欠乏症性湿疹
が挙げられます。
次に背中、お腹にできやすい湿疹としては
- アトピー性皮膚炎
- 接触性皮膚炎
- 貨幣状湿疹(円形や楕円状の貨幣のような湿疹)
が考えられます。
そして、首、腕、足などの関節部分にできやすい湿疹としては
- 汗疹(あせも)
が考えられます。
その他に、アレルギーのものを摂取することや触れることで全身のどこにでも膨らんでるような赤い湿疹として
- 蕁麻疹(じんましん)
があります。
このように様々な湿疹がありますが、一体どの湿疹なのかは、かゆみのあり、なしや発症部位によって、特定しやすくなるので、よくお子さんのことを見てあげてくださいね。
湿疹がでていてもかゆみなしの場合は原因不明なんてことも!?
かゆみなしの湿疹の場合は、見た目だけの変化となりますので、湿疹になっていること自体をなかなか発見し辛くなります。
湿疹の範囲が大きくなる前に、発見するには、毎日お風呂上りなどに、肌の状態をチェックするようにしましょう。
また、かゆみなしの場合には、お医者さんに行っても原因不明と言われることもあります。
ですが、面倒がらずに、病院で診察してもらうようにしましょうね。
なんと湿疹と思っていても、実は皮膚がんということもありますから。
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湿疹がでてかゆみがひどく薬も効果無し…こんなときどうしたらいい?
かゆみのある湿疹の場合は、非常にやっかいです。
たとえ病院から出してもらった薬を塗っても、薬が湿疹の状態に合わない場合があります。
そんな場合は、薬の効果も無しで、かゆみがおさまらない時があります。
かゆみを抑えるには、冷やせば良いようにも思えますが、アトピー性皮膚炎などでは、温める方がよいケースがあります。
ですから、病院に行った場合は、薬をもらいにいくだけではなく、お医者さんにどのような湿疹のタイプかを確認するようにしてください。
そうすれば、自宅でもかゆみの対処ができる場合がありますから。
まとめ
今回は、湿疹について調べてみましたが、一言に湿疹といっても、様々に症状があることが分かりました。
また、湿疹とは、様々な肌トラブルの総称であり、実際には別の病名があることも分かりましたね。
暑い夏には汗疹(あせも)、乾燥する冬には皮脂欠乏症性湿疹など、一年中油断できない厄介な湿疹ですが、それぞれの症状に適切な対応方法がありますので、私も自己流で判断せず、病院で診てもらうようにしようと思いました。
自分自身だけでなく、大切な子供の綺麗な肌を守ってあげるためにも、毎日よくチェックするようにしたいと思います。