今回のテーマは20数年前の私にもささげたいと思います。
綿棒を片手に持って、泣く我が子を見ながら悩んでいました。
時には便秘だけで病院に行き、先生に相談し、笑われて、また落ち込んだ私。
そんな同じ悩みを持つお母さん達のお助けになればと思います。
早い赤ちゃんだと生後2ヶ月頃から便秘が始まり、離乳食が始まる生後5ヶ月頃まで続くことがあります。
赤ちゃんのうんちの出方には個人差があり、
1日に数回する子もいれば、2〜3日に1回の子もいます。
楽にうんちがでているようであれば問題は何もありません。
ですが、うんちの出方が悪くて苦しそう、
また、うんちが硬い時は、それは便秘かもしれません。
便秘の原因は色々あります。
- 水分量が足りない(母乳や水を飲水量が少ない)
- うんちの元となる食べ物が少ない(母乳や離乳食の量が少ない)
- お腹の力が弱い(これは成長していくうちに改善する部分でもあります)
原因がいろいろ合わさって起こっている事が多いです。
このような状態でうんちは出ない時は、
腸で水分がさらに吸収されていき、ますます出にくくなってしまいます。
対処方法として、
一般的に行われている綿棒かんちょうが効果的です。
今回は、綿棒かんちょうのやり方や適切な頻度について一緒に勉強していきましょう。
目次
綿棒かんちょうはどのくらいの頻度で行えばいいの?頻度が多いと肛門の負担になるので注意
まず、綿棒かんちょうの頻度ですが、うんちが2~3日たっても出ないときに行ってくださいね。
また、この綿棒かんちょうによって
排便が促されるときに
赤ちゃんは「りきむ」ことを覚えていきます。
ですが、
あまり綿棒かんちょうの頻度が高いと
肛門の負担になっておしりが赤くなっていくことがあります。
便秘で苦しむ我が子への対処はとても大事ですが、お母さんが神経質になりすぎで毎日などは行わないようにしてください。
赤ちゃんに綿棒かんちょうしたら血が!正しいやり方や注意点をもう一度おさらい
便秘の時に、まだ自分自身で動けない
赤ちゃんにはお腹のマッサージをしてあげてくださいね。
「の」の字にお腹をマッサージしてあげてください。
それでもうんちが出てこない場合は、綿棒かんちょうをしてみてくださいね。
わたしの経験では、綿棒かんちょうで赤ちゃんが出血した覚えはありませんが、万が一出血した場合は
大人でいう痔と同じ症状なので、素人判断せずに受診しましょう。
そして、お医者さんにしっかりと診察して
もらって、塗り薬をぬっておきましょう。
ですが、基本的には正しいやり方で行えば、
出血するようなことは、ほぼありませんので
怖がらずに赤ちゃんを便秘の苦しみから救ってあげてくださいね。
綿棒は、子ども用の綿棒では、
細すぎて刺激が十分ではないため、
簡単には折れない大人が使う太さの綿棒を使用します。
綿棒の先には、ワセリンやベビーオイルなどの綿棒の滑りをよくするものを塗ってあげましょう。
綿棒の使い方ですが、慌てずに
ゆっくりと肛門に差し込んでください。
差し入れる際は、綿棒の先を持って
しっかり固定し、長さは1センチくらいまでを目安にします。
差し入れた後は、
綿棒で数回、グルグルと回してあげると、
肛門の刺激をあたえることになると思いますよ。
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赤ちゃんの綿棒かんちょう…何日おきにどのくらい続ければ良い?
その赤ちゃんにもよるのですが、
毎日しないと苦しむ子もいれば、
3、4日でも大丈夫な子もいます。
できれば、うんちがコロコロになるまえにやってあげることが必要です。
基本的には2~3日たっても出ないときは、綿棒かんちょうをしてあげてくださいね。
うんちが出ないままにほっておくと、
腸内で水分が吸収されてうんちはますます固く出にくくなってしまいます。
まとめ
赤ちゃんの便秘に綿棒かんちょうが有効なことを少しはおわかりになりましたか?
怖がらずにしてあげてみてくださいね。
うんちが出ないのは赤ちゃんにとっては辛いことです。
頻繁にやっていて常習になるのかなと
心配もされていると思いますが、
大丈夫ですよ。
ほんとに一時期なことで、離乳食が始まり、
赤ちゃん自身が自分で動き出すころには自然と解決していくものです。
うちの子がそうでしたから。
特に初めての子はいろいろと心配事が重なりますね。
でも、それを一ずつ解決してお母さんも
一人前のお母さんになっていくものですので、今日も綿棒を片手にがんばってくださいね。