みなさん、人生の中で一度は経験したことがあるといっていい、タンスの角で足の小指をぶつけて痛みにもがき苦しむ経験。
あの瞬間のあの痛みって足の指が骨折したと思いますよね。
ですが、しばらくして痛みが引いてくると、実はなんともなかったりもしますよね。
でも中には本当に足の指が折れていることもあるんですよ。
足の指の骨折って、症状が出にくくて、わかりにくいものなんです。
今回は、タンス事故以外にも、起こりうる様々な足の指の骨折についてご紹介したいと思います。
また、お子さんがいらっしゃるお母さんも、勉強の為にぜひ読んでくださいね。
子供の骨折って分かりにくいものなんです。
目次
足の指を骨折した時ってどうなるか、みなさんご存知でしょうか?
実は、足の指の骨折では、折れた指が紫色に変色して、腫れる症状が出るんですよ。
見た目が少しグロテスクになりますので、割と分かりやすいと思います。
また、骨のケガでは「骨折」か「ひび」と言われますが、じつは「ひび」も骨折の一部なのです。
「骨折」か「ひび」の違いですが、
骨に完全に亀裂が入っている場合を
「骨折、完全骨折」といい
亀裂が骨の途中で止まっている場合を
「ひび」と表現します。
ですから、「ひび」と言われても、折れていることには違いありませんので、治癒するまでは充分なケアと期間が必要となります。
大人の骨折では、骨が折れた時にポキンと音が鳴ったりしますが、子供の骨折では少し感じが異なっています。
というのも、子供の骨は、まだまだ軟らかいので、音が鳴らないケースでも骨折となることがあるんです。
また、折れたあとの症状も大人のように、分かりやすい紫色に変色しないケースがありますので、お子さんが痛がっている場合は、ぱっと見で判断しないで、病院に連れて行ってあげてください。
子供の場合は、骨折自体が初めての経験かもしれないので、上手く状態を伝えられないことも考えられますので、SOSの声を聞き逃さないようにしたいですよね。
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では、足の指が骨折した場合は、どうすればよいのでしょうか?
もちろん、すぐに病院に行くのが一番なのですが、病院に行く時間がない方や病院に行くまで道のりは、テーピングにより固定することがとても有効です。
折れた足の指の骨がずれないように、骨折していない足の指と一緒にテーピングを行いましょう。
また、骨折以外に、捻挫や肉離れのように関節や筋を痛めた場合にも、症状が悪化しないように、まずはテーピングを行って固定することが重要です。
今回は、足の指の骨折やその対応方法について簡単に書かせて頂きました。
筆者もおっちょこちょいなので、よくタンス事故で足の小指をぶつけるのですが、足の指が割と簡単に骨折するとは知りませんでした。
骨折というとボキッと鳴るイメージが強いのですが、小さな子供の場合には、音もせず折れることがあるんですね。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、ぜひこのことを念頭に置いておいてくださいね。
可愛い子供のSOSを聞き逃さないようにしましょう。
また、家の中に必ずいらっしゃるタンスさんとの衝突事故が起こった際には、骨折も疑うようにしたいですね。
もちろん、タンス事故が起こらないことが一番ではありますが。。。