初めて出産をする妊婦さんを初産婦と呼び、
出産を経験した妊婦さんのことを経産婦と呼びます。
経産婦の場合、一度陣痛を経験している為
”まだまだこんな痛みではない、大丈夫”と
陣痛がわからなかったり気づいた時には
出産目前で間に合わなくなってしまうというケースも珍しくありません。
”経産婦なのに・経産婦だからこそ”
気を付けなければいけないこともあります。
ここでは経産婦の人に伝えたいポイントをまとめました。
一度壮絶な出産を経験しているからこそ、
良くも悪くも痛みの免疫ができている人が多いでしょう。
そのため、”今回は痛くないかも”と
痛みに鈍感になってしまうママさんもいるようです。
痛みの程度は個人差がありますが、
産道が開いていた経験があったり、
一度陣痛出産の痛みに耐え抜いた力があるため、経産婦さんの陣痛は初産の時に比べると痛くないといわれていることが多いです。
経産婦の場合、多くの病院で
「陣痛が15分間隔になったら連絡してきてください。」
と言われると思います。
しかし経産婦の場合、上の子のお世話や
家の片付けなどせわしなく動いていると、
陣痛の間隔を測り忘れたり、前駆陣痛だと思っていたら本陣痛だったなど、
病院に駆け込んだ時には間隔が5分となっていたりなど、慌てて出産に向かうことにいなってしまうので、
”陣痛かな?”と感じた時には
少しの時間でもいいので
いったん休んで間隔をみましょう。
そして痛みが規則的で15分間隔になったら早めに病院に連絡しましょう。
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出産は同じ産婦さんでもその時々で違います。初産の時は痛みが強くて大変だった人も次の出産のときは陣痛が弱かったりします。
経産婦さんの場合特に1人目で陣痛の痛みを経験しているため、
痛みに鈍感になりがちです。
陣痛の間隔は規則的でも痛みが弱い場合、
「微弱陣痛」が考えられます。
しかしこの微弱陣痛も経産婦さんの場合、
急に本陣痛に進んだり産道が開いたりするので注意が必要になります。
経産婦さんだからこそ安心して
どっしり構えて出産に臨める場合と、
経産婦さんだからこそ気を付けなければならない場合があります。
出産は一人ひとり違うので、
経産婦さんでも油断大敵です。
余裕をもって残り少ない妊娠生活を楽しんでください。