陣痛は夜間から朝方にかけて起きる確率が高いと言われていますが、お産に正解はありません。必ずしも昼間に陣痛が来ないとは言い切れません。
昼間は一人でいる時間が多いと思います。特に経産婦さんは上の子問題もあり、どう対応していいか悩んでしまう人もいるでしょう。
昼間に陣痛が来た時に慌てず行動できるようにイメージトレーニングと準備をしておくことが大切です。
本陣痛が来る前はよく前駆陣痛に悩まされる人も多いはずです。
”夜中に陣痛のような痛みが来たからついに生まれる”
と思ってドキドキしながら朝を迎え、昼間になるとすっかり前駆陣痛でさえ遠のいてしまう。
前駆陣痛は日中の疲れや、出産に向けた緊張で子宮が収縮されて起こります。
実際に前駆陣痛に1週間も悩まされたという人もいます。
それは昼間に”今陣痛来たらどうしよう!”と無意識のうちに緊張して疲れがたまっているからです。
”いつ来ても大丈夫”というリラックスした気持ちで昼間も過ごしてください。リラックスすることでお産は進みます。
36週になったら出産(入院)準備を必ずしておきましょう。そして入院バッグを玄関先に置いておきます。
陣痛がきて病院に向かう時にはそのバッグを持って行けばいいだけです。慌てず向かうことができます。
ソファなどに座ってゆっくり落ち着いて陣痛の間隔を見ます。規則的になってきたら旦那さまに連絡して帰ってきてもらいましょう。職場が遠い人は早めに連絡してもいいかもしれません。
そして病院に連絡し、病院の指示に従って行動してください。
陣痛タクシーなどにあらかじめ登録しておくと、昼間でも駆けつけて病院まで送ってくれます。
上の子がいる場合は誰かに来てもらうか見てくれる人に連絡を取り、病院で待ち合わせしてお願いしましょう。
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お産は十人十色です。昼間に陣痛が来ない確率が低いだけで、確実に起こらないとは限りません。
陣痛は潮の満ち引きや満月、低気圧など、さまざまなタイミングや現象が重なって起きるものです。
昼間の診察で内診によって子宮が刺激されそのままお産につながったという人もいます。いつ起きるか分からないのが出産です。
”昼間に来ない”
という確率が低いだけでいつ来ても大丈夫なように、荷物と心の準備は欠かさないでください。
出産には様々な言い伝えや兆候などがあります。
夜中に陣痛が来るのは、リラックスしている時に活発になる副交感神経によって促されるという研究結果が出ていたり、
夜中に出産すると敵に見つかりずらく日中に出産すると敵に見つかり食物連鎖で負けてしまうという動物的な本能だという説もあります。調べたらきりがありません。
”案ずるより産むがやすし”という言葉があるようにいろいろ気にし始めたらドキドキしっぱなしで疲れてしまいます。
ドンと構えて、いつでも我が子を迎えられるように残り少ない妊婦生活を楽しんでください。