初産のママは出産も育児も初めてのことだらけで誰でも戸惑います。
今まで自分のタイミングで出来たご飯や家事も赤ちゃんに合わせた生活だったり、
夜も好きな時間に寝てぐっすり寝ていたのが赤ちゃんが生まれてから小刻み睡眠だったりと急に生活が変わります。
”これで合っているのだろうか”
”なんで泣いているのだろうか”
”どうしたらいいのか”
特に初めて育児をするママは戸惑い、不安な日々を送ってしまう人も多いでしょう。
この記事を読んで少しでも共感、安心していただけたら嬉しいです。
初めての育児ではママもパパも不安になる場面はもちろんあると思います。
しかし不安なことは人それぞれだと思います。こういう悩みもあるんだという気持ちで参考にしてみてください。
1.赤ちゃんが泣きやまない
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
泣くことで空腹やオムツの不快感、眠さを訴えています。それが分かれば満たしてあげるだけです。
ただ甘えたいときなどもあるので、授乳してもオムツを替えても泣きやまない時は背中を優しくトントンしながら外にでも出ましょう。
ママの気分も変わると思います。
2.母乳やミルクは足りているだろうか
母乳やミルクが足りているかどうかは体重を測って右肩上がりに増えていればだいたい大丈夫です。
どうしても気になるようであれば、ベビースケールをレンタルするかベビースケールが置いてある公共の施設に行って測って様子を見ましょう。
ただ、あまり気にしすぎることもありません。赤ちゃんが機嫌よくニコニコしていれば大丈夫です。
3.赤ちゃんなのにイライラしてしまう
赤ちゃんの泣き声はママにとって不快に感じるように出来ています。
それは、赤ちゃんの泣き声(訴え)に母親が必ず気が付くように本能的に備わっているものだと言われています。
泣かれてもなんとも感じないママはいません。イライラしてしまうのはきちんと赤ちゃんに向き合っているからです。
一度離れて深呼吸して落ち着きましょう。
母親も同じ人間です。いつでもニコニコは出来ません。
飲み物を飲んだり、トイレに行っていったん冷静に気持ちを切り替えられるといいですね。
4.夜泣きがひどい、いつまで続くのだろうか
だいたい1歳を過ぎると落ち着いてきます。夜泣きの原因はさまざまです。
日中に刺激が強い出来事が合ったり、赤ちゃんのストレスが溜まっていると泣くことが多いです。
外の空気には鎮静作用があるので、どうしても泣きやまない場合、外の空気に触れさせてみてください。
5.どう遊べばいいか分からない
赤ちゃんは月齢によって遊び方がさまざまです。その時その時期に合った遊び方を見つけられるといいですね。
ねんね期は音のなるものを顔の前で振って見せたり、手や足を触りながら話しかけるだけでも赤ちゃんにとっては嬉しいスキンシップです。
寝がえりやはいはいをするようになってからはメリーやベビージムなどの手を伸ばして遊ぶようなおもちゃや、たかいたかいなどダイナミックな遊びも楽しいと感じるでしょう。
6.ほかの子との発達の差を比べてしまう
「○ヵ月になると△△ができる」というのはあくまでも目安です。
早い子遅い子それぞれです。
しかし同じ月齢で自分の赤ちゃんの方が発達が遅いと気になってしまうのは仕方ありません。それでも翌月になればできるようになったり練習したらできるようになったりとその子のペースで必ず成長します。
大丈夫です、見守ってあげてください。
7.赤ちゃんが風邪を引いたらきちんと看病ができるだろうか
初めての発熱や風邪は誰でも慌てます。
辛そうにしている我が子を見ているだけでもこちらがつらくなります。
初めてで分からないことがあれば迷わず病院を受診しましょう。
大した風邪や熱でなくても、不安でいっぱいでいるよりは安心すると思います。受診後は医師の指示に従いましょう。
8.どう息抜きしたらいいのか分からない
赤ちゃんとの生活は意外と外の世界との繋がりが持てなくなります。
気付くと1日中家にいた…なんてこともあります。そんな日々が続くとストレスもたまります。
パートナーがいる時は育児を交代して買い物や美容院など、自分の為だけの時間を持ってください。
9.家事と育児が両立できない
赤ちゃんはいつ泣き出すか分かりません。自分のタイミングでご飯を食べたかったり家事を終わらせたくてもできないことも多々あるはずです。
でも少しぐらい家が汚くても洗濯物を畳めなくても、赤ちゃんとの時間はあっという間に過ぎていきます。
その時は必死で長く感じると思いますが振り返ると本当にあっという間で、”ああ、あの時なんで抱っこしてあげられなかったんだろう”と思っても時間は戻りません。
両立はできなくていいんです。
10.ママ友とうまく付き合えるか
ママ友は自分の気の合う人とだけ付き合いましょう。あまりいろいろな人と付き合おうとすると気疲れしてしまいます。
無理にママ友を作ろうと思わなくて大丈夫です。同じ感覚で気の合うママ友はいつかできます。
それでも一人で赤ちゃんと過ごすのは大変、誰かと共感したいと思う人は、児童館や公園に出かけてみてください。
同じ月齢で同じ悩みを持つ人と出会えるのではないでしょうか。
ワンオペ育児とは「ワンオペレーション」の略で、”飲食店など1人で店舗をまわしている”という意味をもち、
それを育児に当てはめ、主に母親一人で育児をしている人をネットを中心に広がった言葉です。
ワンオペ育児はパートナーの単身赴任や長期出張、病気などで一人で育児をしている母親のことを意味しますが、当の本人にしかこの育児の辛さは分かりません。
育児を24時間365日たった一人でこなすというのは体力的にも精神的にも辛く孤独感を感じることがあります。
そんな時、助けられた言葉がいくつかあるのでご紹介します。
「子どももお母さんも同じ人間、子どもが0歳ならお母さんも0歳。完璧にできなくていい、一緒に成長すればいい。」
「今が一番かわいいとき。今はこの瞬間しかない。大切にしてね。」
「短い時間にあれもできた、これもできたと小さなことでもいいから自分をほめる、ねぎらう」
振り返るとたくさんの人にアドバイスをもらったり声をかけてもらったりしました。
育児は一人ではできません。
ワンオペ育児でもスーパーや児童館に行くとおばあさんや同じ境遇のママさんが心を救ってくれるような言葉をかけてくれます。
気持ちが折れそうなとき、予定がなくてもふらっと外に出てみてはどうでしょうか。
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育児から逃げ出したくなるのは育児を一生懸命こなし、赤ちゃんの事を誰よりも何よりも一番に考えているからです。
だから、それに少しでも疑問を持つような言い方をされたり溜まっていた家事を指摘されるともうすべてが嫌になるのです。
育児中は自分でもコントロールがうまくできなほど心が不安定です。
パートナーの何気ない一言が自分を責められているように感じたり、出来ていないことを自覚させられたりすると、ますます育児から逃げ出したくなります。
きっとそういう経験や思いをした人は多いでしょう。あなただけではないという事を心の片隅に覚えておいてください。
思い悩むことが多い育児は、パートナーの理解や感謝の気持ちが必須です。一人では育てられません。
「いつもありがとう」「変わろうか?」と声をかけてもらえるだけでも一人で頑張っているママは心が救われると思います。
ママも、頼ることは悪いことではありません。いろんな人に助けてもらいながら、のびのびと育児を楽しんでください。