臨月に入り、初産のママさんは特に”母子ともに産めるだろうか”とドキドキして祖音瞬間を待っている人は多いと思います。
自分がどんなお産になるのか、陣痛はどんないたみなのか、そして何より安産であるのか…不安や疑問は尽きません。
ここではそんな不安をお持ちの初産ママさん必見の安産の秘訣をご紹介します。
そもそも安産とは、特に大きな異常がなく、手術や道具を使わずに出産することを言います。
分娩時間も短く、母子ともに健康に終えられる出産のことも安産と言われています。
そんな安産の中でも「スピード安産(出産)」という言葉を聞いたことがあるプレママさんは多いと思います。
スピード安産の時間の定義はありませんが、初産婦さんだと分娩時間が10時間以内の出産を意味します。
誰しもが”できれば陣痛を早く終わらせたい”と思うでしょう。スピード安産のコツや秘訣をいくつかご紹介します。出産前からぜひ取り入れてみてください。
・階段の上り下り
・スクワット
・雑巾がけ
この3つは赤ちゃんが降りて来やすくなるほか、出産へ向けての体力作りにもなります。
・身体を温める
・アロマでリラックス
身体の内側から働きかけるのもスピード安産のコツです。身体が冷えていると出産がうまく進みません。
足、腰、お腹周りは冷やさないようにしましょう。陣痛中も靴下をはいておくとお産も早いです。
アロマでおすすめなのは「ハッカ」です。筆者の出産時に助産師さんから教わりました。
ハッカには陣痛促進やリラックス効果があり、スピード安産の秘訣だそうです。手首やガーゼにつけ、嗅ぎながら陣痛中過ごすのがおすすめです。
よく、「安産体型だ」という言葉を聞きます。
特におばあさんなどのご老人に言われるイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。
どんな体型の人が安産になるかという医学的な定義はありません。
ですが一般的にお尻が大きく足腰がしっかりしていて骨盤が広い人が安産になりやすいと言われています。
しかし、この体型に当てはまる人がみんな安産というわけではありません。
体質やその時の体調や状況によってどんなお産になるかは誰にも分かりません。
〈出産前〉
出産前(正産期に入ってから)はとにかく動くことです。適度な運動を取り入れることで分娩を乗り切る体力がつきます。
そして赤ちゃんも降りて来やすくなるため陣痛促進につながります。
〈陣痛中〉
陣痛中は出来れば立っていた方が産道が開きやすくスピード安産になりやすいです。
そして陣痛と陣痛の間に水分補給、それからトイレに行って、寝ます。覚え方は簡単です。
『水、トイレ、寝る』これが最も大切なスピード安産のコツです。
陣痛中は例え冬場でも汗をかきます。
体力を持たせるためにも水分補給を心がけてください。そして尿がたまると産道が狭くなるため赤ちゃんが通りずらくなるので動けるうちにトイレに行ってください。
陣痛がなくなったら体力温存のために横になり寝ましょう。リラックスすることでお産もかなりスムーズになります。
他にも呼吸法がとても重要です。
陣痛中は息を吐くことを意識してください。苦しくて息を止めがちですが、息を吐いてそしてたくさん空気を吸うことで赤ちゃんに十分な酸素を送ることができます。
深く長く息を吐いて痛みに集中しすぎないように心がけてください。
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スピード安産ばかりがいいお産ではありません。
分娩時間が長くても母子ともに健康であればそれは安産だったと言えます。
反対に、分娩が速すぎても大量出血や会陰切開などがあることもあるので、短時間だから安産というわけでもありません。
落ち着いて赤ちゃんに会えることを楽しみに出産できることを願っています。