梅雨時、うっとーしい季節になりますが、よそのお宅の花壇などに、青やピンクなどの綺麗な花を咲かせている紫陽花を見て心暖かくなります。
紫陽花を調べてみると育てていくにつれ、花が咲かないなどの難しい点が何点かあるようですが、今回の記事はその紫陽花をどういう風に育てるか初心者の方にも分かるようにご説明したいと思います。
紫陽花を買ってくるのもいいですが、愛好者は挿し木をして増やしていくようです。
挿し木の平均的には
6月~7月に挿し木をするのが一般的なようで、
この時期は紫陽花の開花時期と重なります。
この時期に挿し木をする理由としては、
紫陽花は、ある程度の湿度を好むので一定の降雨による湿度を保つことができる梅雨の時期だからこそ成功しやすいということです。
そして、挿し木をして根が張ってきたころに(約1か月かかります。)に鉢上げをします。
秋口から冬にかけての寒くなるころなので、なるべくなら室内や玄関先の直射日光の当たらない明るいところで保管します。
翌年に新芽が開き始めて葉が展開した後に植え替えします。(およそ5月から8月)
あまり遅くなると紫陽花がストレスを受けて、その年は花芽が作られない可能性がありますので、できるだけこの間に行うようにしてみてくださいね。
目次
この章では紫陽花の挿し木について、必要とする土や植え替えのために使う道具を見ていきたいと思います。
紫陽花の挿し木の土を入れた容器ことを「挿し床」と言います。
挿し床の土の、通気性が良くて排水が良い土を使用します。パーライト・バキュームライト・赤玉土など単体で使用します
挿し床用の容器には、家にある空のペットボトルの下の部分とか、食品用使うプラパック、余ってるプラ鉢など、なんでもいいですよ。
ただ、底に穴を開け、水はけがきちんと出来るようにしておきましょう。
挿し木を土ではなくて、ペットボトルやプラパックなどに水をいれて挿しておく水挿しというやり方もあります。
紫陽花は水挿しでもちゃんと根をだします。
土に挿して育てるよりかは、かなりお手軽に、紫陽花の栽培に挑戦できるでしょう。水挿しは、土挿しに比べて、管理もお手軽になります。
ですが、根が出てくるのが遅かったり、
根が弱くなってしまうリスクもあります。
その為、花を綺麗に咲くかどうかもわかりません。
しかし、水切れをする心配がないことはかなりのメリットですから、水挿しで紫陽花を増やすという方法も行っていいと思います。
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懸命に挿し木から紫陽花の世話をしていても花が咲かない場合があります。
その理由は
以上5点程が一般の考え方です。
このことを注意しながら紫陽花のお世話していくようにしましょう。
初心者の紫陽花の花の作り方が少しは参考になりましたか?
紫陽花の花の増やし方は挿し木のメンテナンスによるものなんでしょうね。
一見、難しく思われますが、植え替える季節の順序、土、肥料、挿し床などを注意してやれば来年には綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。
今年の梅雨時に紫陽花の花を楽しみながら、挿し木をしていってもいいのではないでしょうか。
綺麗な花を咲かせましょうね。