初めて出産する妊婦さんを
初産婦といい、
出産経験のある妊婦さんを
経産婦と言います。
経産婦になると
一度出産を経験しているため
出産が近づいている兆候や流れなど
だいたいのことがわかると思いますが、
出産はその時々で違うものです。
前回は早くても
今回も同じように進むとも限りません。
しかし、おしるしや前駆陣痛など、
前回と同じように出産の兆候が合わられると
”これがそうだ” と
気づくことができるので、
初産婦さんに比べると
心の準備はしやすいかもしれませんね。
ここでは経産婦さんにおける
出産時間などをまとめてみました。
個人差もありますが、
初産婦さんと経産婦さんの出産時間は
大きく変わってきます。
一般的には初産婦さんで
11~15時間くらい、
経産婦さんでは
6~8時間くらいといわれています。
しかし、前回がスピード出産だったから
と言って今回も同じとは限りません。
当然のことながら前回よりも
年齢を重ねているので、
出産も難産になる可能性は十分にあるということです。
しかし経産婦さんは
一度産道が開いているということもあり、
赤ちゃんが下りてきやすかったりいきみ方や
呼吸方法など経験し分かっているため、
初産婦さんと比べると
陣痛の進み方は早いと言われています。
経産婦さんは分娩にかかる時間は
初産の時に比べると一般的には短くなります。
特に、年子を妊娠出産する場合、
前回の出産から時間が経っていないため、
産道や子宮口の開き方もスムーズです。
そのため、年子を出産した経産婦さんは、
前回の妊娠出産から
時間が空いた経産婦さんよりも
出産時間が短い人が多いと言われています。
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弱い陣痛が続く「微弱陣痛」や
予定日超過でも陣痛が起こらない場合など、
陣痛促進剤を使用する場合があります。
個人差はかなり大きいですが
陣痛促進債を投与してから
出産を終えるまでの時間は、
数時間という人もいれば
陣痛が始まるだけでも
数時間かかる…という人までさまざまです。
しかし経産婦の場合、
陣痛促進剤がかかりやすい人
かかりにくい人いると思いますが、
薬を投与してからの出産時間は
初産婦さんの出産時間よりは比較的短いと言われています。
出産は本当に個人差が大きいので
促進剤を投与してからの出産時間は
明確に時間に表すことはできません。
出産は人それぞれ違うので出産時間や
出産エピソードなどは参考程度にしましょう。
情報にとらわれているとリラックスして
自分らしいお産ができなくなります。
”こういう傾向にあるんだな”と
頭の片隅に置くぐらいの感覚で、
ご自分の出産に臨んでください。