近年、未婚率の上昇や晩婚化が進み、
初産の年齢も必然的に上がってきています。
その中で20代前半のママさんは
かなり若い方に分類され、
同世代のママがいなくて
寂しい思いをしている人もいるはずです。
どんなに時代が進化しても、人間の身体は変わりません。
ホルモンバランスも、最も妊娠出産が
しやすい時に産むことで様々なリスクを減らすことができます。
ここでは、初産の時の理想的な年齢や平均年齢などを詳しくご紹介します。
初産での出産の平均年齢は30.7歳です。
2011年から30代になり、
そこから毎年上がり続けています。
背景には、女性の社会進出や、
未婚者の増加、晩婚化、養育費や学費の増加などさまざまです。
妊娠に欠かせない女性ホルモンのピークは10代後半~20代前半です。
その後30歳前後でこの女性ホルモンは下がり始めるとされています。
また、出産時の胎児死亡率・
母体死亡率が最も低いのも20代です。
妊娠出産に最も適しているのは
本来ならば20代前半なのですが、
現実には結婚のタイミングなど難しいものがあるのかもしれませんね。
”閉経する10年前まで産むことができる”
という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
閉経は一般的には40代後半~50代前半で訪れます。
つまりその10年前が初産での
妊娠出産の限界となると30代後半~40代前半ということになります。
閉経まで産むことは可能ではありますが、
初産で35歳以上となると、”高齢出産”
と呼ばれそれなりのリスクがあります。
まずはそもそも妊娠率がかなり低くなります。
妊娠したとしても、流産や早産の危険性が高く、分娩時の異常も確率的には上がります。
そして育児は体力勝負です。
初産での出産が早ければだんだんと
行動が広がる子どもの面倒も頑張ってみることができるのではないでしょうか。
ゆっくりできる
これらのさまざまなリスクを踏まえ、
初産での出産育児の年齢というのはとても重要になってきます。
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なんと、妊娠に適した年齢というのは
女性だけではなく、父親になる男性側にも大きく関係しています。
精子を作る精巣も年齢とともに老化します。
見た目では分からなくても、
精子の運動量もどんどんと歳を取り、
卵子までたどり着けずに死んでしまうという事もあります。
加齢とともに受精能力も下がっていくという事です。
男性側の妊娠出産に最も適している時期も、
女性と同じで20代前半~30歳周辺までとされています。
妊娠出産はゴールではありません。
育児や子育てはずっと続きます。
結婚したいと思うタイミングや
社会的状況など、
理由はさまざまでも、人の身体は待ってはくれません。
出産は20代から早ければ早いほど、
第二子、第三子…と選択の幅も広がります。
また、子どもと一緒に身体を動かしたり、
出かけたり、個人差はありますが
たくさんの経験を子どもと一緒に積んでいくことができるのではないでしょうか。