最近、イタリア料理などで使われていての有名になって来たルッコラと言う葉野菜。
栄養面で優れていて美容や健康の増進にも良い効果があるとされています。
お店などで買うのはまだまだお高めなのですが、自宅でも手軽に栽培する事も十分可能な野菜なのです。
今回はそんなルッコラの室内栽培のコツをご紹介します。
目次
ペットボトルの栽培とは、家にもあるペットボトルで植物を育てる方法です。
土を使わないで水を使って育てる「水耕栽培」で育てます。植物は土がない状況でも、水と液体肥料があれば育ちます。
植物栽培を手軽に始められる方法としてペットボトルによる「水耕栽培」は、人気が出ています。
では、容器の作り方と栽培方法をご紹介しましょう。
1-3-1.容器の作り方はルッコラの大きさに合ったペットボトルを用意してください。
水できれいにすすいで、上部から3分の1程度の部分をカッターなどで水平にカットしましょう。
1-3-2.栽培方法は種から育てる場合、まず台所用スポンジなどに切り込みを入れて、種をまき発芽するのを待ちましょう。
プラスチックのトレーなどにスポンジを並べて、スポンジが3分の2くらいの高さまで水がつかるようにそそぎます。
根が育つまで毎日水を取り換えてください。
根が育ったら、ペットボトルで作った容器にスポンジごと入れて植えていきます。
底部分に培養液などを入れ、スポンジ苗の周囲にバーミキュライト、ハイドロボール、パーム用土などの培養土を敷き詰めましょう。
それで、苗が固定されます。
葉が伸びてきたら葉が触れ合わない程度に間引きます。
その約1週間後、
草丈が5~6cm、本葉4~5枚になった頃、週に1回、液体肥料か、液体肥料を与えます。
追肥から1~2週間後、草丈が10~15cmほどになったら収穫します。
ルッコラの種は発芽率がとても良いので植物なので、芽が出た時、間引きが2回ほど必要になります。
1回目の間引きは双葉が開いた時点で、形の悪い芽を間引くといいです。
2回目の間引きでは、本葉が4枚から5枚になった時点に行い、株と株との間が4センチから5センチになるように調整していきます。
残した株の根本付近に土を盛り寄せ、しっかり根付くようにしてやってください。
間引きしない場合、株が混んできて風の通りが悪くなったり、光に当たらなくなったり、見かけが悪く曲がった苗になったりです。
また、虫もつきやすいです。
それらを防ぐために間引きはした方がいいです。
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ルッコラにはアブラムシとアオムシがつきやすいと言われます。
アブラムシは薬品を塗布して駆除しますが、少量ならガムテープなどで取る手段も有ります。
アオムシは春に出てきやすいので、秋の栽培にすればつかないと思われます。
もし春の栽培の場合に、アオムシを見つけたら、割り箸などで取り除き、薬品を散布しましょう。
このようにアオムシがつくこともあり、ルッコラは秋の栽培が向いていると言えます。
虫がつきにくくなるので、問題もなく育てられるでしょう。
前にも書きましたが、イタリアンなどに食べに行ったらよく使われているルッコラ。
最近ではパスタやピザなどが家で簡単に作られるので、ルッコラなどが手軽に手に入ればいいですよね。
自分で育てたお野菜なら味も格別なのかも。
筆者もこの簡単な水耕栽培でルッコラを育てパスタの上にかけてみたいと思いました。
みなさんもチャレンジしてみてくださいね。
いつものお料理が格段に美味しくなると思いますよ。