プロの画家などの芸術家を目指している人の
登竜門といわれている“日展”ですが、
入賞を果たすだけでもすごいです。
日展に入賞を目指して日々努力を重ねても、
美術大学を出て技術を磨いても、
日展で入選するかは運です。
目次
登竜門で且つ、画家としてのスタート地点でもあります。入選がゴールではなくて、そこからどのように腕を磨くか、磨いていけるかが問われるところも日展の魅力だと思います。
友達や親戚関係の人が日展に入選を果たしたと知った時は、お祝いをしたところです。お祝いをしたいのですが、お祝いとして何を選んだらいいのか悩みどころです。
画家の卵でもありますから、芸術関連を感じさせるプレゼントがいいのか、それとも、一般的なお祝いな感じでいいのか悩んでしまいます。
日展には部門がありまして、洋画、日本画、彫刻、工芸美術、書道などの部門に分かれています。どの部門が簡単かと言われると、どれも同じくらいの難易度だと思います。
当然、入選しやすいと感じて書きたくもない芸術品を生み出して褒められても、本当に当人がその芸術を将来を通してやっていきたいかと言われると、そうではないですし、前章でも述べましたが、プロを目指している人にとっては、スタート地点です。
その中で、洋画は結構な作品数が応募されますが、日本画は少ない傾向にあります。それくらい日本画が繊細で、タッチの差なども難しいのでしょう。
日本画は少ない半面、書道は、多くの応募数があります。もともと芸術を目指していない人でも小学生の頃から書道を習っている人もいるでしょう。その影響で多く応募されているのですが、そのうちの1割の人しか入選しないのです。
日展に入選したことのある芸能人を調べてみると、あまりでてこないのが現状です。上記でも述べましたように、全体の応募数の1割程度の人か入選しない難問ですから、それなりの審査基準もあっていいと思います。
唯一、芸能人で入選した人を見てみると、ジュディオングが版画で入選を果たしたことがあるそうです。
最近では、芸能人の間で話題になっている二科展という日展とは違う芸術のコンクールもあります。工藤静香さんなども二科展で入選されていたり、最近ではアイドルグループのメンバーが応募するなどの注目を集めています。
二科展も画家の登竜門といわれていますが、かなりの入選数が出ているので、日展と比較すると、割と基礎ができていて、オリジナリティがあれば、入選しやすいコンクールと言ってもいいでしょう。
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日展の応募には、作品のサイズなども求められます。どんな大きさでもいいわけではなく、決まったサイズの中で表現することが大切です。
日展における日本語のサイズは、縦型では240cm×190mm、横なら235cm×192cm、角型なら192cm以内とされています。
表現方法としてダイナミックな表現にしたいところですが、サイズの中で、どれだけダイナミックな表現として日本画を描けるかがポイントになります。そこが腕の見せ所でもありますし、描くのも楽しくなるのではないでしょうか。
将来的に画家を目指している人は、日々腕を磨き、日展を目指しているのではないでしょうか。日展はプロの画家になる登竜門と言われています。応募数の1割程度しか入選しない過酷な賞です。
ランクが下がりますが、二科展もと龍門的知名度の高い賞で、芸能人なども多く入選されていたりします。こちらで実力をつけてから日展に参加もいいと思います。
また、日本画などもサイズが決められており、決められたサイズの中で、どれだけダイナミックなヒィ押弦ができるかがポイントになります。
日展に入選自体がすごい事ですので、プロを目指さなくても自分も腕前を試せる評価を見れるコンクールだと思います。