最近、緑茶に含まれているカフェインやカテキンなどに注目が集まっていますが、意外とカフェインとカテキンの違いについて理解していない人も多いのではないでしょうか。
妊婦や子どもも飲めるノンカフェインの緑茶も多く販売されるようになりました。
ここではノンカフェインの緑茶に含まれるカフェインとカテキンについて詳しくご紹介します。
目次
まず、カフェインとカテキンは全く別の成分なのでノンカフェインの緑茶だからと言ってカテキンがないというわけではありません。
ノンカフェイン緑茶の中にもカテキンは入っています。
カテキンは抗菌作用があり、緑茶を飲むことで虫歯や風邪予防につながります。
カフェインはお茶の”苦み成分”であり、カテキンはお茶の”渋み成分”です。
このカフェインの苦み成分は、チャノキから作られていて、チャノキが使用されていない麦茶などはカフェインが含まれていません。
また、カフェインは熱に溶けやすいという性質があり、茶葉に含まれるカフェイン量はお湯の温度と蒸らし時間に比例して多くなります。
ノンカフェインの緑茶は、この性質を利用し、茶葉を蒸らし高温のお湯にしばらく入れ、カフェインを抽出したものになります。
なので味は普通の緑茶とほぼ変わりませんが、カフェインの苦みが少し抑えられている飲みごたえとなっているようです。
手軽に緑茶を飲みたいと思っても、緑茶は茶葉を急須に入れてお湯を注いで…と
飲むまでに時間のかかる飲み物のイメージがありますが、最近では簡単な粉末タイプもあるのでいくつかご紹介します。
・ハラダ製茶 カフェインレス緑茶
国産茶葉100%使用の安心ノンカフェイン緑茶です。水でもお湯でもさっと溶け手軽に飲める、本格的な味わいの緑茶です。
・国太楼 おいしいカフェインレス深蒸し茶
静岡県産茶葉と宇治抹茶を使用している粉末タイプの緑茶です。カフェイン量0.001g未満のため、妊婦さんやお子さん、就寝前など安心して飲むことができます。
保存に便利なチャック付き袋です。
・三井銘茶 カフェインレス緑茶 煎茶
厳選された国産茶葉と宇治抹茶によるコクのある本格的な味わいのノンカフェイン緑茶です。こちらも保存に便利なチャック付き袋で販売されています。
妊娠中や授乳中はコーヒーやお茶も、赤ちゃんのためにノンカフェインのものを選びたいですね。
緑茶が大好きな妊婦さんのために、厳選したおすすめのノンカフェイン緑茶をご紹介します。ティータイムの参考になさって下さい。
・キリンビバレッジ 生茶デカフェ
あの生茶からノンカフェインの緑茶が登場しました。
キリン独自の”カフェインクリア製法”とそれまでの製品よりも茶葉を増やしたことで、緑茶本来の深みのある味わいを楽しめるようになっています。
すっきり爽やかな香りで安心して飲むことができます。
・伊藤園 おーいお茶 抹茶入り玄米茶
丁寧に焙煎された国産玄米の香ばしさと抹茶のコクが特徴の苦みが少ない、やさしい味わいの本格抹茶入り玄米茶です。
こちらも安心のノンカフェインです。
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緑茶に含まれるカテキンは、抗菌作用や抗酸化作用があり、普段から取っておきたい成分のひとつです。
ですが緑茶には多くのカフェインを含むので妊婦さんやお子さん、お休み前などは控えた方がいいでしょう。
麦茶や紅茶に比べるとノンカフェインの緑茶の種類は少ないかもしれませんが、ぜひ自分にぴったりのノンカフェインの緑茶を見つけて素敵なティータイムを過ごしてください。