敬老の日に、老人ホームの近くの保育園などの子供たちが敬老の日のために挨拶をしに施設に訪れて芸を披露したり、一人ひとり挨拶をしたりします。
施設や老人ホームに入所している人にとっては、子供たちや敬老の日に挨拶をしてくれるだけで非常に喜ばれる方、楽しいひと時を過ごされる方も多いと思います。
挨拶と言ってもどんな挨拶をしたらいいのでしょうか。例文みたいな物があれば、簡単に挨拶を考えられるのに、と考えた事はないでしょうか。
しかし、マニュアルの挨拶は、形だけのイメージが強く、オリジナリティが欠けると考えてしまう事もあります。
しかし、施設の特異上、良かれと思って挨拶したフレーズは、入所している人には不適切だったりよく思わない人もいますよね。
そこで、具体的な例文などを含めてどんな挨拶をしたらいいのかを見てみます。
目次
老人ホームや施設に入所している人は、敬老の日のイベント・行事は様々な刺激もあります。普段会えない子供たちや、感謝の挨拶などをされて嫌な人はいないと思います。
具体的にどんな例文がいいのかを見てみたいと思います。
「皆様のご長寿を心よりお祝いし、末永い健康を願い、そして、当町(具体的な地区など)の発展にご尽力をくださった皆様のご功労なら日に御功績に、改めて感謝します」
などの感謝の意を伝える方法です。感謝の気持ちを挨拶されて嫌な想いをする人はいないと思います。
「皆様のご長寿を祝福し、敬老の会を開催するにあたり一事お祝い申し上げます。(中略)いつまでもご壮健で末永くご指導いただけますようお願いお申し上げます」
「ここにお集まりの皆様方が、お元気に敬老の日を迎えられる事を心からお祝い申し上げます」
などの感謝の気持ちを中心に挨拶文を盛り込む事で、当たり障りのないというと失礼ですが、お世辞でもマニュアル風でも喜ばしい挨拶かと思います。
善意で良い挨拶をしたと思っても、施設・老人ホームにご入所しているご高齢の母にとってはあまり、良い言葉ではない場合もあります。ご高齢の方では、これから未来の出来事や、待ち受ける未来に不安を抱いている人も多かれ少なかれいます。
未来の出来事を深く考えているけれど、良い方向に考えてようとしている人にとっては、ありがたい言葉も辛く突き刺さるものもあります。
そこで、どういう言葉、内容を言ったら不適切なのかを見てみます。
1、「死」や「病気」を連想させるような内容はNG
2、「高齢者」「お年寄り」などのフレーズは挨拶では使わない
3、「長生きしてください」などのフレーズもNG
具体的に、1はマイナス思考になりうるフレーズは不適切です。2は、中には心は若いという人にいますし、そういう敬称に抵抗のある方もいます。3は、捉え方の問題ですが、健康じゃないから、施設に入所していると考える人もいます。こちらもマイナス思考ですよね。
マイナス思考になるようなフレーズ、挨拶文は控えましょう。
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敬老の日のイベントや行事で近所の保育園の子供や小学生たちが施設に訪れて挨拶の言葉や劇を披露したりすることもあります。
小さい孫世代が劇を披露したり、挨拶をしたりする事は嬉しいものです。元気をもらえるという人もいらっしゃいます。
子供も上記で紹介した挨拶定型文を利用して、感謝の気持ちを伝えるべきです。子供ですから、難しい内容の文章で挨拶をしても可愛げはありません。素直に、長寿と健康を願って挨拶をする事で施設に入所している方にも伝わると思います。
来賓も、感謝の気持ちを前面にそして、短めな文章で挨拶をする事が重要です。
ポイントとしては、敬老の日を迎えられた感謝の気持ちやこれからのご健康を祈る内容を盛り込む文章が重要です。
敬老の日に、老人ホームなどの施設に出向いて挨拶をしたり、演劇などの披露したりすることもあります。
敬老の日は、ご長寿と健康を祈って開催される会ですから、入所されている人が元気になってもらう必要があります。
挨拶にしても、マイナス思考になるようなフレーズや内容は控えるべきですし、マイナス思考を連想する挨拶はNGです。万人に向けた挨拶である事も重要で、敬称なども気をつけるべきです。
日頃の感謝と、「今」を作ってくれた敬老の日おむかえられる人に感謝を述べましょう。