教育熱心の家庭では、小学校から受験をさせて私立の小学校から大学までエスカレーター式を辿らせるところもあります。
小学校の受験と言うと、大学受験や高校受験のように難題は出る事はないですが、小学生入学レベルでの応用問題などが受験問題に盛り込まれている事があります。
例えば、花の季節の問題です。
桜は、ひまわりは、菊はなど花野季節を問う問題が多いと思います。
逆に、「菊の咲く季節はいつか?」というような問題も出されると思います。例で挙げた菊は意外と子供はわからないような花です。桜やチューリップ、ひまわりなどは知っている事が多いですが、菊は地味な花で、いつ咲いてどんな花なのか知らないような事が多いのです。
こういう分かりにくい日常的にある問題が出題されるケースが多いのです。
目次
菊のイメージと言うと、仏花のイメージがありませんか?
仏壇にお供えする花として菊が選ばれます。季節問わずいつでも菊が花屋さんにあります。しかし、花は咲く時期というものがあります。
菊の季節は基本的には“秋”です。
ちょうど、10月〜11月頃に咲く事が多いです。
しかし、花屋さんを覗いてみると、秋以外にも菊が売られているではありませんか。花も、ハウス栽培などがあるから一年中買い求める事ができるのではないか。
菊も電昭栽培といいハウスを利用した栽培方法があります。しかし、一般的にはその栽培方法は、花を付けるのを遅らせる栽培方法ですので、花を早く咲かせて提供するメリットはありません。
しかし、一年中菊が季節問わずあるのは、菊は“秋”というイメージがありますが、実は、夏菊、寒菊と言われ夏や冬の季節に咲く菊もあります。
季語や旬は“秋”ですが、菊はほぼ一年を通して花屋さんに並ぶわけです。
女性の方は特に、着物を着る機会が多いと思います。着物女子に憧れている人も今では多くいらっしゃるそうです。
着物を着て、ちょっと高級感のある場所へ、街へ歩いていたら素敵に見えますよね。
着物は色々な種類の柄などがありますが、季節にマッチした柄を選択する必要があります。
菊の柄であれば、秋に着物を着る際は、選択することで風情が生まれて季節感にマッチします。
秋に、桜柄の着物を着ていたら、ちょっと浮いてしまうのではないですか?
やはり、季節に合った柄を選んで着る事が大切です。
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花の色を問われると、だいたいの人は代表的なはなの色を答える事は出来ます。しかし、世の中は代表的な色の他にも綺麗な色のある花はたくさんあります。
チューリップも紫陽花なども色は一種類だけではなく、数種類存在しますよね。
最近では人口的に花の色を変える事も技術的には簡単になってきているようですが。
菊の花の色のイメージは何色でしょうか?
多くの人は、白とか黄色とかピンク色などがあると思いますが、実は、紫もあるのです。紫なんて見た事ないよ、という人もいます。
知っている人は知っていると思いますが、菊は鑑賞するもの、仏壇にお供えするものの他に食用もあります。おひたしなどに調理して食べると非常に美味しいですよね。
その食用菊の一種に紫色の代表的な菊があります。山形県の「もってのほか」や 新潟県の「かきのもと」などがその例です。
紫よりもピンクに近いイメージですかね。こういう色を問う問題も受験では出題される可能性もあります。
エスカレーター式で大学まで進ませたい、レベルの高い勉強をさせたいという両親は、小学校受験も考えたりしているのではないでしょうか。
大学受験などのように、難題などは出題される可能性は低いですが、日常的な時事問題の応用などが出題される可能性が十分にあります。例えば、季節ごとの花の種類雨や色などを問う問題ですね。
意外と、菊など地味な目立ちにくい問題が出題される可能性がありますが、普段の日常生活の中で、身近にある花でもありますよね。
いつ咲くのか、色は何色が存在するのかを暗記して、出題に備えてみてください。
仮に、小学受験で役に立たないとしても、将来、着物を着たりイベントなどを開催する時、季節にマッチした花の柄を選択できたりする事が出来ます。