昭和20年8月15日、日本はポツダム宣言をして戦争は幕を下ろします。戦争という悲惨な出来事は起きて欲しくないものですが、日本でもかつては戦争をしていたのです。
その犠牲者となった人が祀られているのが靖国神社なのです。終戦記念日が8月15日なのですが、この日はお盆でもあるため、靖国神社も混雑します。靖国神社は、総理などの有名な著名人も参拝をしたりしてニュースになっていたりしますよね。
終戦記念日を意識している人は、現在の若い世代にはないかもしれません。現在、夏のイベントといったら甲子園で活躍する高校生くらいでしょう。
では、なぜ終戦記念日がお盆と重複してしまったのかなども含めて見ていきたいと思います。
目次
ニュースなどで首相が靖国神社を参拝したと報じられたりしていますが、特に、高齢の戦争時代を過ごした人、戦争を体験した人は参拝しています。
観光スポットとして、ツアーなど靖国神社参拝がありますが、元々は戦争を追悼する為の神社です。
終戦記念日は特に、多くの人で混雑してしまいます。うまく時間帯が分かれば、空いている時間帯を見ていけたらスムーズにいけますよね。
靖国神社の本殿内の参拝は8時15分から午後5時までとなっています。この間、参拝が可能ですが、注意していただきたいのが、終戦記念日は、特に混雑してしまいます。
通常の参拝時間と異なるので注意が必要なのです。内苑開門時間は午前6時、閉門時間は午後6時となっているので、この時間帯の間であれば、本殿内以外であれば大丈夫でしょう。
終戦記念日は、正午に黙祷の時間が設けられています。できれば、黙祷を靖国神社でやりたいところでしょう。混雑はこの正午前後がピークだと予想されます。
朝から、終戦記念日は人が多くいり、正午に向けて混雑が予想されるので、その間を狙って訪れるのがベストかもしれません。
終戦記念日もお盆の間では毎年恒例となっていますが、高校野球の甲子園も世間では注目を浴びています。むしろ、甲子園の方を注目している人が多いのではないでしょうか。
そこで、甲子園で正午になると、サイレンが鳴るのです。
このサイレンが鳴るのはなぜでしょう?
靖国神社でも、正午の時間1分間黙祷の時間が設けられているのですが、甲子園でも、この黙祷の時間が正午に設けられているので、そのサイレンが鳴るのです。
実は、甲子園で正午以外にもサイレンは鳴りますよね。
8月15日の正午以外もサイレンが鳴っているのはなぜなのか。それは、当時の戦時中は、特殊な連絡手段として、サイレンで大多数に知らせていたのです。
今では、携帯電話や様々なツールで連絡を一斉に送信することができますが、昔は、そのようなツールはありませんでした。
それと、甲子園のサイレンはどのような繋がりがあるのか。甲子園でサイレンが鳴る時を見てもらいたいのですが、試合前と試合の終了後にサイレンがなっている事に気づきませんでしょうか。
甲子園では、試合の始まり・終わりにサイレンを鳴らしてゲームを知らせているのです。
実は、戦争や終戦記念日と密接に関係があるわけではなく、ラジオなどもまだなかった時代からあのサイレンは甲子園で鳴っていたのです。
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終戦記念日の正午は、故人を悼み黙祷を捧げます。おく等の時間帯は正午とわかっている人はいますが、どれくらいの長さ黙祷を続けたらいいのかわからない人も意外と多くいらっしゃいます。
黙祷する長さは、1分間とされています。1分間、故人を悼み黙祷を捧げる事で、戦争の重大さなどを個人が一人一人考えて欲しいと思います。1分間の黙祷なら、靖国神社に足を運ばなくてもできると思います。
お盆と重なっているかもしれません。帰省や甲子園で注目が集まり、忘れられているかもしれませんが、8月15日は終戦記念日なのです。
個人を悼み黙祷を捧げるのですが、黙祷の時間は正午から1分間です。意外と知らない人が多くいるのです。甲子園を楽しんでいる人もいて、気づいているかもしれませんが、甲子園でも正午にサイレンが鳴ります。
試合前、試合後にもサイレンが鳴り響きますが、これは、大会当初からサイレンは鳴らしていますが、連絡手段が当時なかったという理由で甲子園では、ゲームの始まり終わりを伝える手段としてサイレンがなるようになったのです。
終戦記念日、1分間という短い時間ですので、黙祷を捧げて個人を悼む事で、悲しい過去も忘れずに、後世に伝えていけたらいいのではないでしょうか。