人と向き合わずにパソコンで仕事をすることが多くなった影響でしょうか?大勢の前で話すのは苦手という人が多いようです。それにしても自分の歓迎会だとしたら、挨拶から逃げる訳にはいきません。ビジネスマンにとって異動はつきもの。上司や部下を前にして、歓迎会の挨拶で失敗することは避けたいものです。
最低限知っておいて欲しい歓迎会での挨拶のマナーから、アピールできる自己紹介のテクニックまで、異動のときに役立つポイントを紹介します。
(写真:身だしなみ)
歓迎会の挨拶で周りは上司だけ。そんなときでも挨拶のマナーをしっかり押さえていれば、信頼されること間違いなしです。反対に、挨拶のマナーを守らないと仕事の能力まで疑われてしまいます。挨拶のマナーを軽く見ては痛い目にあいます。
歓迎会の席での挨拶のマナー。それは、清潔に見える髪型と服装、挨拶のときの正しい姿勢、そしてていねいな言葉づかいです。歓迎会に限らずビジネスマンとしての基本的なマナーですから忘れないようにしましょう。
(写真:マイクスピーチ)
歓迎会で挨拶をするとき、スピーチで気をつけるポイントは次の5つです。
それぞれ簡単に説明しておきましょう。
表情は言葉以上に周りの人の印象に残ります。口角を上げて笑顔で話すことで明るい雰囲気を作ることができます。声は、歓迎会の一番後ろの人にも聞こえる大きさを意識しましょう。お腹から声を出すとよくとおる声になります。スピーチは早口にならないようにゆっくり話すことで落ち着いた話し方に聞こえます。ていねいな言葉づかいは挨拶のマナーです。
歓迎会の挨拶スピーチで一番大事なことは、初めて会う人たちに自分がどんな人間なのかを知ってもらうことです。笑いを取ることや奇抜なことを考えるよりも、人柄を示すエピソードを選んだほうがいいでしょう。
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(写真:拍手)
歓迎会で行う自己紹介は、自分のことを知ってもらうことが一番の目的です。挨拶のマナーに挙げた注意点を守って自己紹介をすれば十分ですが、その上でさらに自分を印象付けることができたらベストです。
ここでは基本を外さずにアピールする方法を挙げておきます。それは名前の由来と実際の自分との比較を盛り込んで自己紹介をする方法です。これなら自分の名前をしっかり印象づけることができます。地方出身の人であれば、地元の方言を使って自己紹介をする方法もあります。これはアピール度120%です。
歓迎会での挨拶は、異動の度について回ります。挨拶のマナーは身なりと姿勢とていねいな言葉使いです。これは日常の業務の中でも忘れてはいけない基本です。
挨拶のスピーチは、明るく、適度な声の大きさとスピードで、ていねいな言葉を使って謙虚に行いたいものです。自己紹介は凝った内容を考えるよりも、上司に挨拶のマナーを身につけていることを示すのが先です。
自分のことを印象づけるためのテクニックとしては、名前の由来を盛り込んで話す方法があります。地方出身の人であれば、方言を使って自己紹介をするとアピール度が高いでしょう。